11月22日更新! new

 

現在私たちの年中行事をみると、正月に初詣、12月のクリスマスと除夜の鐘というように、多様な宗教儀礼がみられます。日本にはもともと八百万の神々が住まわれていました。そこへ6世紀に西方のインド・ヨーロッパ文化圏からシルクロードを通り、仏、菩薩が訪れました。それ以後、仏壇と神棚を一緒に参拝するようになっていきます。つまり、わが国の宗教は外来の異文化を受容しながら、独自の文化を形成してきました。
具体的にみると、日本独自の宗教と思われている現在の「神道」は原始・古代の信仰と大きく異なり、その時代に即して思想が変遷してきました。一方、日本の仏教は純粋なインド仏教ではなく、日本の神道思想と融合し、「神仏習合」という文化を形成し、インド、中国と異なる仏教思想を展開していきました。
このように東西の異なる文化を持った信仰が仲良く共存共栄する日本。現在、宗教を掲げた戦争で多くの人々が犠牲になっている世の中で日本人の信仰は如何に平和主義であるかを再認識し、皆さん自身で答えを見つけていくことを目的に仏教学と神道学の講義を進めていきます。

 

★カリキュラム

 

 第1回(1/27) 東アジアの神祇信仰と仏教受容
  *ユーラシア大陸の信仰を展望し、東西の信仰文化を考えてみる。
 第2回(2/24) 古代の遺物から見る日本の基層信仰…宮大工と伝統文化…
  *古代日本の信仰を見るとき、文献資料には限りがあるため、
  伝統的な木造建築や考古学の成果を参考として考証していく。
 第3回(3/24) 神と仏の出会い
  *日本へ仏教が伝わった状況を従来の研究成果を参考に明らかにしていく。 

 

講習日
 第3水曜日 10:30~12:00
 2018年1月27日、2月24日、3月24日(各土)16:00~17:30 全3回

 

受講料
 8,100円(税込)

※非会員のみ申込金1,080円(税込)も別途かかります。会員の方は申込金がかかりません。

 

講師:有働智奘(うどう・ちじょう)
 (國學院大學兼任講師、武蔵野大学非常勤講師、法相宗僧侶)

 

詳しくは<毎日文化センター(東京)>

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