世界遺産図書館の物語 ―本と人の文化史(西洋編)・前編―

 図書館は紀元前からありますが、それらは長い間、特権階級の人たちの占有物でした。時代の変遷とともに図書館の役割も変化しましたが、書物を市民の共有物として収集・保存・提供する近代的図書館が誕生するのは、ようやく19世紀後半のことでした。

 

 近年では世界遺産の歴史的図書館や、伝統ある美しい図書館に多くの人が訪れます。各図書館の設立背景や本と人々の関係を書物文化史の壮大な流れのなかに位置づけることで、それぞれの図書館の荘厳さや美しさの意味をより興味深く理解できるでしょう。

 

 講座では、前編「手書きの時代:古代から中世」として各時代を代表する図書館を例にとり、映像や文学作品などを通してその時代や文化的状況を概観しつつ、本と人々の関わりの歴史を楽しく紐解きます。

 


若松 昭子 先生

 

<カリキュラム>
前編「手書きの時代:古代から中世」
第1回(2/14)くさび形文字と粘土板:最古の文字、最古の図書館
第2回(3/7)アレクサンドリア対ペルガモン:クレオパトラと本をめぐる攻防
第3回(4/11)ローマ帝国の図書館:『テルマエ・ロマエ』をより楽しむ
第4回(5/9) 修道院図書館と写本文化:『薔薇の名前』の時代背景
第5回(6/13)書物の権威と芸術性:世界に一つだけの本
第6回(7/11)学びの広がりと大学図書館:『ハリーポッター』の舞台裏 
※後編「印刷の時代:近世から近代」は、9月より開講予定です。

 

<講 師>
若松 昭子 先生 (聖学院大学名誉教授)

 

<講習日>
第2木曜日 15:30~17:00  全6回
2月14日~7月11日 ※3月は第1週です。
〔2/14、3/7、4/11、5/9、6/13、7/11〕
 

<受講料>
15,000円(税別・6回分、プリント代別)

 

詳しくは<毎日文化センター(東京)>

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